方法論
三つの装置と、それぞれの役割
| 装置 | できること | できないこと |
|---|---|---|
| 入れ替え実験 | 対象が変わったときの評価の揺れを可視化する | 歴史・制度・力関係まで同一だと証明する |
| 自己診断 | 自分の反応や判断の癖を振り返るきっかけにする | 心理状態や人格を診断する、代表値を出す |
| 編集的可視化 | 長い論点を図、数字、配置で読みやすくする | 出典のない数字を事実として保証する |
読み手が取れる四つの距離
- 01
反応する
まず、言葉や配置に自分がどう反応したかを観察する。
- 02
条件を戻す
誰が、いつ、どこで、どんな関係性で言ったかを確かめる。
- 03
出典を分ける
作品内の表現、公式情報、編集部の分析を同じ種類の証拠にしない。
- 04
別の材料へ進む
用語、相談窓口、制度、反論の整理を関連記事と出典から補う。
数字と調査表現に近づくとき
数字が提示されていても、対象、分母、質問文、調査方法、公開主体が分からなければ、そこから社会全体の傾向を直接結論づけることはできません。トップの表示本文にある編集表現を、別ページで実在する調査へ置き換えることもしません。
方法論ページの役割
方法を隠さないことは、結論に従わせるためではありません。どこまでが観察で、どこからが分析かを読者が追えるようにし、異なる読み方を持ったまま次の確認へ進めるようにするためです。
